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ソーサラー(皿)のスキルとその構成に関する簡単な説明。
の前に、一つ大事なことを。ソーサラーをプレイしている人で、硬直をとっているのになんで何もしてくれないの!と言ってる人を見かけますが、硬直を取るということは大抵、相手にスキルを先に1回振らせているということです。
相手がスキルを外したりしてくれる人なら良いですが、硬直を取ることだけしか考えていないサラは相手をする側としては各状況における損得の判断が簡単で、非常にやりやすい相手です。
常に相手の一歩先を読んだスキルの使用を意識していれば、味方としてこれ以上心強い中距離職はいませんね。その為にも他職を経験し、その思考を学ぶことはソーサラー一筋の方でも大事だと考えています。
スキル:一通りの説明(と略称)
基本攻撃
建築を殴る時に使えるが、ソーサラーは建築破壊速度が遅いため他職に任せたほうが良い。もしくは詠唱が切れた際に短剣のヴァイパーを撃ち落とすのにも使えるが、スキルスロットに入ることは無いだろう。
命中時の音が異常にうるさい。建築破壊は任せろー!(バリバリー)
詠唱
中級魔法、大魔法を使用するためのスキル。Lv1は効果時間が短いので、必ずLv2以上で使おう。Lv3では更に詠唱完了までの時間が早くなり、Pw回復量が+1される。
パワーブレイクの効果中でもPwを45以上確保してから使用することで掛け直すことが出来るが、初級魔法でも仰け反り連係に関わることは出来るので、詠唱が切れたからといってすぐに後ろに下がることのないように心がけたい。
ライトニング(ライト)
これを持っていないソーサラーは居ない、中距離に少範囲の雷を落とす強スキル。特に大剣と両手に対しての削りや、ウォリの攻撃が届かない範囲での瀕死のキル取りに効果的。瀕死状態の建築物に対しても○。
スタン周りに向かっている短剣に対して置くとブレイクを一度止めたり、前に出れる状況ならヘルファイア等の大魔法を構えているサラの詠唱を止めることも。一度止めたあとの選択肢としては、その周囲の味方が攻撃を振れる状況ではそれを待ってから次の適切なスキルを放つか、もう一度ライトもしくは当たるならIBを撃って同じ場所で振らせない(=敵が避けるための移動を挟むので味方が攻撃を振れる状態になる、IBは着弾までに時間が掛かるためライトのほうが安定する)ことのどちらかが多い。仰け反りは短いため、味方との連係に挟むのは控えよう。
慣れてくるとこのような画面でも、感覚で壁奥の敵に安定して当てることが出来る(羽モード推奨)。ここぞという時に当てられるとかなり違うので、普段から羽モードでのプレイを推奨。
ライトニングスピア(スピア)
弾速が速く、貫通能力も持った威力の高い強スキル。ガドブレ状態の敵に対しては中距離から撃てるスマッシュのような扱いにもなる。被りやすいのでその点には注意。
サンダーボルト(サンボル)
指定範囲内の敵を吹き飛ばす。使い方としては逃げる敵を引き寄せる、スタン周りに近寄る敵を吹き飛ばすまたはステップを誘発する。
またはこの様に自分の足元に置いて自身をターゲットにしたストスマやホネを吹き飛ばす(読み合いになるが)。
ステップで必ず避けてくる敵にはライトを無作為に混ぜ、こかせたりステップをさせるのも有用なテクニック。スタン周りではカレスも非常に有効な為、他の味方も近寄れる状況ならそちらを選択することも多い。
範囲の中心から遠いほどその方向に吹き飛ばす距離も伸びるので、意図的に吹き飛ばし距離を調整出来ればその影響は大きい。とりあえず人数差を作れるサンボルが出来るなら間違いなくサンボルマスター。
ジャッジメントレイ(ジャッジ)
範囲内に雷の雨を降らせる。70~90ダメージの3回だが、まともな相手には2回でこけられてしまう。
建物の影から撃つのも良いが、同距離ならカレスのほうが戦局を左右するほどの効果があげられる為、カレスに対して高低差がある場所でしか優位性がない。それでも敵味方の位置をよく見ずに放つことになるため、大抵邪魔になることが多いが・・・。
メテオインパクト(メテオ、隕石)
ジャッジと同じ扱い。むしろこちらは着弾までに時間がかかる=ジャッジより調整が出来ずにより被せやすいという認識。現在(2016-01-03)これを撃っているサラは助ける価値なし。
ファイア
射程も短く判定も消えやすいが、消費Pwに対するDoTを含めた総ダメージは優秀。しかし、ファイアランスを使ったほうが良いだろう。
スパークフレア(スパーク)
中距離広範囲に火を散らす。当てやすいが消費Pwも高くダメージもそこまでと、特に使用する必要のないスキル。撤退時以外でこれを使用している人は動きを見なおしたほうがいい、撤退時でもそれほど使うこともないが。
ファイアランス(ランス)
ファイアと同じ特性を持ち、射程が伸びてDoTが強化されている。近接職がいない時のガドブレ状態の敵への追撃に。ただし対象が仕留められない残HPで鈍足が入っていない場合にはIB等を優先しよう。
ヘルファイア(ヘル)
直線型の貫通スキル。Dotを含めた総ダメージは400近くになるほどの威力だが、詠唱を止められたり硬直を取られたりするとPw消費の大きさから何も出来なくなる。
なので、絶対に硬直を取られない状況または味方建築物の後ろからヘルファイアを撃つことが重要。
レディアントシールド(盾)
自身の周囲に炎を盾のように張り、触れた敵にDoTと小ダメージを与える。のけぞり職に対しては有効だが、慣れた短剣は盾の外からパワーブレイクを置いてきたりするので当たるかどうかのギリギリの射程を保とう。
敵味方入り乱れている場所に突っ込むと反撃を貰いにくく、ステップインをする際には味方の攻撃の位置が届きかつ味方と共に攻撃を貰わない場所にステップすると囮にもなりやすい。オイルショットを持つスカウトと同じ場所にいると良いダメージ源になるので、出来れば一緒に行動したい。
アイスボルト(IB)
単体に鈍足効果を与える。何回でも上書き可能で消費Pwも少なく、味方が鈍足スキルを撃つ必要がなくなる為に重宝する。しかし初級魔法は射程が短いため、前に出過ぎないように。
アイスジャベリン(ジャベ)
単体に凍結効果を与える。アクションの起点としても使える他、逃走する敵を捉えたり、仰け反り連係の最後に挟むことで味方による最後の一撃を確実なものとする。
フリージングウェイブ(ウェイブ)
自身の周囲の敵を吹き飛ばす。殆どの場合は自衛用で、味方を守るために前に出てから使うのは相手が慣れている人だと絶対に硬直を取られるので危険(気持ちは非常に嬉しいが)。
また、自分が何かのスキルを貰う状況でも味方が近ければ囮になることが出来るので、相打ちで敵を吹き飛ばしてしまい、味方の寄りが無駄になるようなウェイブ(通称リア♀ウェイブ)は絶対に避けたい。
ハイドが見えたらとりあえずウェイブを振るのもありだが、大抵ステップを連打してくるので避けられた場合厳しい展開に。一人だけ周りにいるときは普通に歩いて距離を取り、複数近くに見えたら頼む飛んでくれ!!!と思いながらウェイブをしておこう。
ブリザードカレス(カレス)
範囲内の敵に凍結+鈍足効果を与える強スキル。味方を捨てるときにその周囲の敵を凍らせることで一定以上の被害を防ぐ、アクションの起点にする、アクション周りで相手が近づく前に撃つことでステップを誘発して相手にとって有利なアクションを諦めさせることが出来たり等、幅広い用途で使えるスキル。
特に鰤視点で嫌なのが、「ここでアクションを起こしたらいける!→上手いことカレスが飛んでくる→ステップで避けざるを得ない→敵の立ち位置が良くなり当たれなくなる」といった流れ。これが出来るだけで(俺の)氷皿としての評価はかなり高くなる、毎回いやらしいカレスを放ってくるのは今まで戦ってきた中でも2人程度しか居ないが…。
基本的な撃ち方は味方のスカフォードの後ろから斜めに横切らせるように。敵スカフォードの後ろから撃つ場合は発動地点と軌跡がスカフォードから少し離れるように使わないと、敵スカフォ周りで炸裂する。
また奥に撃つ際には、奥の地面ではなく壁をターゲットにするとより効果的な範囲で破裂させることが出来る。
このように手前の地面に置くと破裂までの時間が短くなり、自キャラクター付近の相手を短時間で凍結させることも可能。
グラビティフィールド(グラビ、重力)
範囲内に移動速度低下と少ダメージを与える。発生までに時間がかかるので、高低差のある場所かつ敵が低地の方に居ないと力を発揮しない。
ハマれば強力なため、それを味わいたいなら取っても良い、かも。
スキル構成とその一般的な呼称、優勢・拮抗・劣勢時の動き方
基本的な動き方は氷皿の氷雷欄に纏めます、他は補足程度に。とりあえずジャベがあれば氷のような仕事もそこそこ果たせる。
画像はFEZスキルシミュレータさんより使用させていただきました。ありがとうございます。
※スキルスロットは自分の並べ方です。
雷皿
雷火
雷氷
ジャベはLv2は無いと使い物にならないので、ジャベ・ウェイブ・詠唱のレベルは好みで調整。そしてこれをやると氷皿でいいじゃん、となる。
火皿
火雷
攻撃的な構成。ライト・スピア・ランスで削り、いけそうならヘルファイアを繰り返すだけ。
火氷
詠唱を2にしてジャベをLv3まで取る型も。ウェイブをとっても良いが、ジャベの方が圧倒的に強い。
氷皿
氷雷
優勢時
おもいっきり前に出てサンボルで釣っても良いし、カレスが入りそうならそちらでも。敵の攻撃を避けてジャベで取るとテクニカル。前に出すぎた味方をすぐにフォロー出来る位置にいると○。
拮抗時
敵皿の中級射程に入らない場所から敵近接職の凍結を狙う。発生の早い削り兼仰け反らせのライト、仰け反り連係と鈍足のIB、孤立した敵の隙を取るジャベ、人数差を作り出すまたは他の味方がフォローにいけない位置へのサンボル、瀕死の削り又はキルを取る鋭いスピア、そして様々な使い道の存在するカレスを使い分けることが大事。
手前側に夢中になり、ライトやブレイズ等で削られ過ぎないようにHP管理とスキル使用硬直時のハイドサーチは意識するべき。ソーサラーで延々とハイサ出来る人は人間じゃないので、その点は割り切ろう(笑)
劣勢時
氷スキルを中心に、防衛線を張るイメージで。敵全員に鈍足等は無茶なので、ウォリ・短剣陣を凍結させたり鈍足を入れたりして当てられなくさせることが大事。また、劣勢時に味方を助けようとすると更なる被害を招きやすいので、HPの低い敵やガドブレの入った敵を見つけてスピアで攻撃的にいったほうが被害を抑えられることも。劣勢時のソーサラーは捕まると間違いなく瀕死か倒されるので、自分を大事にして良い。「サンボルや蜘蛛矢等は避けない近接が悪い」と図太い精神で。
氷火
素直に火皿しよか(´・ω・`)
メテオ皿
ジャベでもスピアでも好きな方をとれば良いんじゃないかなーーーー。
盾皿
盾の強みは拮抗状態での近接職に対するDoTによる圧力と、優勢時の飛び込み。ただし前述した通り短剣にパワブレを貰うと無力化するので、その点は注意したい。
重力皿
グラビは有効な状況でのみ使用し、普段は初級・中級魔法で戦闘を行う。
三色皿
大魔法をとらず、中級スキルだけで戦うソーサラー。響きは格好良いが過度な期待をしてはいけず、これでプレイすると大魔法の強さを再認識させられる。
こんなソーサラーはいやだ
- メテオ皿
- パワブレもらった!→状況を見ずに即座に下がってお座り&詠唱
- 中級が入る場面でも初級魔法連打(IB除く)
- 2人以上のウォリが囲んでいる敵にスキルを放つ(ヘルファイアもそのウォリを狙う人達を纏めて焼いたほうがお互いの利益になる場面が多い)
- 魔法の詠唱後に癖なのか知らないが謎ステップ
- スカウトの弓スキル→短剣持ち替えによる釣り後のブレイクに被せる。これ以外にも短剣が相打ちで出そうとしているブレイクに被せるのはNG、被された側は苦笑いするしかない・・・
- 前に出過ぎて凍結を貰って死ぬ、後ろ過ぎて敵の硬直取りはおろか牽制すらも出来ない位置にいる(敵皿の中級を一歩引いたら避けれるくらいの位置が良い)
とりあえず一定のPS(プレイヤースキル)まではすぐに辿り着ける職業なので、よりその上に行くには敵味方の思考を誰よりも汲み取ることが大事です。ゲーム内では誰よりも全体を見渡せる立ち位置を取るためにチームを組む際には司令塔となるのはほぼ確実なので、最低限でも良いので他人との言葉の遣り取りも大切ですね。